根拠①
ファフニールがトールに対して「人間に寄り過ぎている」と指摘する場面があります。これはトールが人間世界に馴染んでいるのを見てそれを批判した言葉ですが、こうした同化傾向はユグノーの辿った道と重なるものがあります。
根拠②
先のファフニールの指摘に対し、トールは「元の世界に戻る気はありません。私の居場所ですから!」と返します。これはプロイセンに永住する覚悟を決めたユグノーの姿勢と一致します。
根拠③
トールがスプーンを曲げる超能力を会得しようとするも失敗し、小林さんは彼女を「トールはトールにしかできないことをすれば良いんだよ」と慰めます。怪しげな異端の信仰に惑わされるようなことはせず、今まで通りカルヴァン派信仰を固く守りなさいとのお言葉でしょう。
第5話に関しては以上です。
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