とある機関誌に寄稿する文章を書きながら、甲子園の高校野球を観ていた。
今日の試合、第2戦と第4戦は特に見ものだった。
第2戦は、両軍からホームランが飛び交う花火大会だった。
満塁ホームランが出ると、もう一方も満塁ホームランで追い付き、終盤でソロホームランが出て均衡が破られれば、最終回に起死回生のソロホームランが出て再び同点に。
延長戦で決着したものの、最後までどちらに転ぶか分からぬ乱打戦だった。
打って変わって第4戦は、強豪同士のハイレベルな投手戦。
投手も凄いが、堅実なバックの守りが無ければ、なかなかできない試合だ。
終盤で一方にタイムリーが出てようやく得点表に「1」という数字が灯るが、先制点を取られた投手はその後も粘りの投球で試合を壊さない。
最終回2アウト、万事休すかと思われたところでバッターが出塁。
そのランナーが土壇場で盗塁を決め、流れを持ってくる。
次のバッターが四球で繋ぎ、1、2塁になる。
その次のバッターが打ったショートへの打球がファーストへ送られ、勝敗は決した…と思えば、ファーストの足が離れてセーフとなる。
ヘッドスライディングもやっておくものだ。
2アウト満塁、最後の最後、下位打線ながら外野の頭を超えるサヨナラタイムリーが飛び出す。
試合後には両軍の選手が共に涙を流す名試合となった…。
A4で8ページくらいに収めようと思っていた原稿も、気付けば20ページ近くとなっていた。
ええ試合やなぁ…。
一方、名古屋では中日が阪神にボコボコに打ち込まれ、投手陣は大炎上。
悲しいなぁ…。
明日は日帰り旅行。
気を取り直して楽しんでこよう。
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